今回は、食料自給率について考えてみましょう。

一見スーパーさんなどに行くと、多くの食材があり、食料があふれているように感じるのですが、  
調べてみると、自給率は、世界173ヵ国中124位の40%。これを2015年までに、45%にする努力を 
しているようです。(先進国では、フランスが130%、アメリカ119%、イギリス71%)
当社のラーメン材料を調べてみましたら、豚骨、野菜類が国内産で、その他ほとんどが海外輸入
に頼る状況です。
麺の材料となる小麦、多くがオーストラリア産で最近国内産を見直そうという声があがっております。

自給率の問題は食料の廃棄の問題と一緒に考えなくてはならないと思います。
当社も考えさせられることがありました。
野菜類に関連していえば、地産地消を念頭に、地場の農家さんより仕入れをするようにしていますが、以前当社は、スープをとった残りの骨や生ゴミを家畜のえさや肥料に使用できないかと考え、 リサイクル企業さんと検討しましたが、想像していた以上にコストがかかり、全く合いませんでした。
そこで調べてみると日本では、1年間に2千万トンの廃棄が出ているそうですで、そのうち58%は、 各家庭の台所なのだそうです。(食べ残しではなく、期限切れの食品が、1/4という。)

以前のニュース(第18回)にて、『賞味・消費期限について』お伝えしましたが、コンビニなどでは、
新鮮さをアピールする為、期限切れの2〜6時間前に廃棄するのが当たり前だそうで、日本の
自給率からいってそんなことで良いのかと考えさせられます。
つい最近も、コンビニの見切り値引きでニュースになっていましたが・・・

飢えに苦しむ人々がどれだけいるのかと調べると、南アジアには3億人以上いらっしゃるようです。
世界では、3人に1人が栄養不足でその国が20ヵ国以上。
調べれば調べる程、現状が見えて危機感を覚えます。
当社がお世話になっている農家さんも高齢で、またとても広い土地を管理され朝早くより夜遅くまで作業されているのを見ると、これで良いのかと感じざるをえません。
この度の、東北地方太平洋沖地震がありより一層物不足が加速するかもしれません。
みんなで出来る事から始めなければならないと思います。

難しいお話しになりましたので、ここで笑い話を一つ。
東京からいらっしゃていたお客さまで、宇部の名物が食べたいと「一久」に連れて来ていただいた
そうで、美味しいとスープをすべて飲み干された時の一言
「底に砂が入っているぞ!」  
         決して砂は入れておりません。 豚骨の残渣(ろ過した後の残り)です。

(平成23年4月)

【第31回】


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